教行信証
真の喜びとは、一人で独占するものではなく、いのちあるものすべてと分かち合うことのできる喜び
教行信証坂東本を見ると、親鸞さまは一字一字、一語一語をいかに大切にされたのかよく分かります。
親鸞さまの生き方に学び、自分自身の生き方や人間関係のありようを問い直します。
親鸞さまほど人間の愚かさ・悲しさ・恥ずかしさを、見つめておられた方はおられません
智慧(ちえ)より生じた澄浄(ちょうじょう)の心は静かな喜びであり、熱狂的・狂信的な心とはかけ離れています。
親鸞聖人の言葉 親鸞聖人の著された『教行証文類』に「悲しきかな」ではじまり「恥づべし傷むべし」で結ばれている次のような一節があります。 悲しいことに、この愚かな親鸞は、愛欲(あいよく)の広い海に沈み、名誉欲や財産欲の大きな山に迷っている。浄…