親鸞さまに学ぶ

親鸞聖人の言葉を味わいます

2022-01-01から1年間の記事一覧

泥(どろ)のなかに開く花

智慧(ちえ)より生じた澄浄(ちょうじょう)の心は静かな喜びであり、熱狂的・狂信的な心とはかけ離れています。

たしかな支え

真の支えのことを 法灯(ほうとう)ともいいます

私は 今 どう生きるのか

親鸞さまの生き方に学ぶ 法然さまとの出会い人との出会いはとても大切です。親鸞さまは29歳のとき、生涯忘れることのできない人と出会いました。法然さまというお方です。 法然さまは69歳でしたが、40歳も年下の親鸞さまに、やさしく語りかけられまし…

苦悩が凝縮された時代

NHK大河ドラマで「鎌倉殿の13人」を放送しています。頼朝が伊豆で挙兵したのは1180年(親鸞さま8歳)ですが、この放送を見ながら、私は別のことを思いうかべていました。 この時代は400年間続いてきた貴族中心の時代から、武士が力で支配する世…

真(まこと)のよろこび

親鸞聖人の言葉 【和讃(わさん)】 南無阿弥陀仏を となふれば十方無量の 諸仏は百重千重 囲繞(いにょう)してよろこびまもり たまふなり 【語句】 囲繞(いにょう):とりかこむこと。 現世(げんぜ):現在。この世のいのちが尽きるまで。 【意訳】阿弥…

恥(は)づべし傷(いた)むべし

親鸞聖人の言葉 親鸞聖人の著された『教行証文類』に「悲しきかな」ではじまり「恥づべし傷むべし」で結ばれている次のような一節があります。 悲しいことに、この愚かな親鸞は、愛欲(あいよく)の広い海に沈み、名誉欲や財産欲の大きな山に迷っている。浄…