親鸞さまに学ぶ

親鸞聖人の言葉を味わいます

出世の本懐(しゅっせのほんがい)

お釈迦さまをはじめとする諸々の仏が、この迷いの世に出現された目的は、ひとえに阿弥陀仏の願いを説くためなのです。

利他(りた)の力(はたらき)

真の喜びとは、一人で独占するものではなく、いのちあるものすべてと分かち合うことのできる喜び

教行信証(きょうぎょうしんしょう)を拝して

教行信証坂東本を見ると、親鸞さまは一字一字、一語一語をいかに大切にされたのかよく分かります。

厭(いと)うしるし

どのようなことでも、自分の心のままにすればよいと言いあっている人がいるようですが、それはとても心の痛むことです。

「相互の関係性」から生じる苦悩

この世に存在するすべてのものは、お互いに関わり合って存在しています。

慚愧(ざんぎ)よく衆生(しゅじょう)を救(すく)う

親鸞さまの生き方に学び、自分自身の生き方や人間関係のありようを問い直します。

親鸞さまの言葉に学ぶ

親鸞さまほど人間の愚かさ・悲しさ・恥ずかしさを、見つめておられた方はおられません

いのちと色

すべては、互いに支えあう 無限の関係性のなかで存在しています。

泥(どろ)のなかに開く花

智慧(ちえ)より生じた澄浄(ちょうじょう)の心は静かな喜びであり、熱狂的・狂信的な心とはかけ離れています。

たしかな支え

真の支えのことを 法灯(ほうとう)ともいいます

私は 今 どう生きるのか

親鸞さまの生き方に学ぶ 法然さまとの出会い人との出会いはとても大切です。親鸞さまは29歳のとき、生涯忘れることのできない人と出会いました。法然さまというお方です。 法然さまは69歳でしたが、40歳も年下の親鸞さまに、やさしく語りかけられまし…

苦悩が凝縮された時代

NHK大河ドラマで「鎌倉殿の13人」を放送しています。頼朝が伊豆で挙兵したのは1180年(親鸞さま8歳)ですが、この放送を見ながら、私は別のことを思いうかべていました。 この時代は400年間続いてきた貴族中心の時代から、武士が力で支配する世…

真(まこと)のよろこび

親鸞聖人の言葉 【和讃(わさん)】 南無阿弥陀仏を となふれば十方無量の 諸仏は百重千重 囲繞(いにょう)してよろこびまもり たまふなり 【語句】 囲繞(いにょう):とりかこむこと。 現世(げんぜ):現在。この世のいのちが尽きるまで。 【意訳】阿弥…

恥(は)づべし傷(いた)むべし

親鸞聖人の言葉 親鸞聖人の著された『教行証文類』に「悲しきかな」ではじまり「恥づべし傷むべし」で結ばれている次のような一節があります。 悲しいことに、この愚かな親鸞は、愛欲(あいよく)の広い海に沈み、名誉欲や財産欲の大きな山に迷っている。浄…